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COOL シベリア

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ロシア渡航情報

日本のメディアは報道しませんが、今のロシア国内は紛争地域を除いて落ち着いた状況にあります。極東シベリアの市場や街なかでも人で賑わっていて特に危険な状況ではありません。しかし2024/4現在、日本の外務省が出しているロシアの 危険情報

「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」


ロシアに限らず、この「危険情報」が実際の現地の状況と一致しないケースはよく見受けられますが「渡航中止勧告」が出ている以上、当面は当サイトでも不要な渡航は控えるようお勧めします。

また現在のロシアはロシア国内で発行されたカード以外は利用できず一般の人が滞在するのはかなり厳しい状況です。その点に留意して渡航を検討してください。


 

日本人のロシアビザ取得およびロシアへの渡航は可能です。しかしコロナ騒動以前のように簡単に渡航できる状況ではありません。その点を踏まえて現在の渡航情報をお伝えします。



 

■ビザ取得

現在日本人が取得できるロシアビザは、電子ビザと通常の観光ビザの2種類です。


●電子ビザ

2023年8月1日からロシア全域で有効な統一電子ビザ(E-visa)の発給が始まりました。そして日本人もその対象になっています。


以前は地域別な電子ビザでしたので、ウラジオストクからハバロフスクに行くことはできませんでしたが、この統一電子ビザはロシア国内のどこにでも移動が可能です。

申請時に必要なもの

  • 顔写真ファイル

  • パスポートの画像ファイル

  • 申請手数料:52 USドル

  • 支払いはクレジットカード可能

旅行会社のバウチャーなどの資料は提出不要なので、通常の観光ビザ取得と較べると手間や費用は省けます。


●観光ビザ取得

現在もロシア大使館・領事館でのビザ申請が休止されているため、ロシアビザセンターにビザ申請を依頼します。こちらはレターパックで郵送手続き/受け取りが可能です。


ロシアビザセンター公式ホームページ

観光ビザ取得の必要事項

  • パスポート:2ページ以上の空きがあること

  • バウチャーロシア旅行代理店等から発行される外国人旅行者受け入れ確認書

  • ビサ申請書申請用紙入力サイト(https://visa.kdmid.ru/)でビザ申請書を作成・印刷して署名したもの

  • カラー写真3.5×4.5センチ 1枚

  • 料金表こちら


ビザ申請書はロシア領事局の以下のサイトで必要事項を入力して作成します。

この申請に必要なものは

  • パスポート情報

  • バウチャー情報

  • 住所・職業

などです。入力が終了すると最後に申請書の印刷ができます。


上記ビザ申請に必要なバウチャーは以下のサイトでオンライン発行が可能です。

国の選択で”JAPAN”を選ぶと料金と入力フォームが表示されるので、必要事項を入力してクレジットカードで支払いを行います。


支払いが終了するとすぐにバウチャーが発行され、入力フォームで指定したメールアドレスにバウチャーが届きます。面倒な手続きが不要なのでとても助かります。


必要な書類一式をロシアビザセンターにレターパック等で発送すれば、所定の日数でビザ取得済みのパスポートが郵送されます。


ひとまずこれでビザは取得できましたが、渡航できるかどうかは別の話です。。。

 

●極東シベリアへの渡航経路

2024/4現在

日本からロシアへの直行便はすべて休止中です。なので極東シベリアに向かうには他の国を経由することに成ります。


<中国経由>

次の航空会社がシベリア極東へ航空便を運行しています。

  • S7航空    :北京、上海ーウラジオストク、イルクーツク

  • アエロフロート:北京、ハルビンーウラジオストク、ハバロフスク

  • 海南航空   :北京、大連ーウラジオストク、イルクーツク

  • 中国南方航空 :延吉ーウラジオストク

ロシア系航空会社のWEBサイトで決済を行うにはロシアで発行されたカードが必要です。一般のVISA, Masterカードは使えません。そのため日本のクレジットカードで直接購入できるロシア便は海南航空・中国南方航空に限定されます。一部の旅行予約サイトでもロシア便の取扱いがありますが、日本からの乗り継ぎ便は超高価で利用できません。

また現時点(2024/04)で中国入国にはビザが必要ですが、同一エリアでの乗り継ぎの場合は空港到着時に臨時入境許可(Temporary Entry Permit)を申請してビザ無しで入国が可能です。


<モンゴルからウラン・ウデ、イルクーツク>

ウランバートルからバス/鉄道/飛行機のいずれかでウラン・ウデに行けます、イルクーツク便もあります。また日本人はモンゴルビザが不要で、日本とウランバートルの直行便があるので比較的アクセスは容易です。こちらの記事を参考にしてください。


<モスクワ経由>

モスクワには海外の複数の都市からフライトがあるので、日本→中継都市→モスクワと経由で極東シベリアに行くのは可能ですが、かなり遠回りです。時間も費用もかさんでアクセスは良くないです。


 

●渡航時の注意事項

2024/04現在

日本人のロシア入国は可能ですが、入国審査で細かくチェックされるケースがあります

現在のロシアは日本人の入国を特別問題にしていませんが、日本人に限らず抜き打ちで外国人が細かくチェックされることがあるのでご注意ください。


<事前準備>

 旅程を正確に示す資料を用意しておく

  • 帰りの航空券チケット控え

  • 電子ビザの場合は、印刷したビザを用意しておく

  • 滞在先を証明できるホテルの予約票など

  • ビザ申請時の滞在先と予約ホテルを同一にする



<その他注意点>

滞在先の知人・知り合いについて聞かれた場合、曖昧な回答で知人に迷惑をかけないようにしましょう。また過去の訪露回数や訪問先、その時の渡航目的などを聞かれることがありますが、必要な書類が整っていれば入国を拒否されることは無いでしょう。


※ちなみに、出国時も取り調べを受けるケースがあるのでご留意ください。


(注)ここに投稿した内容はあくまでも情報を必要としている方への参考情報です。実際の行動判断は自己責任でお願いします。

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