カード決済ができないと・・・
- coolsiberia
- 1月6日
- 読了時間: 2分
最近のロシアの街なかではカード決済が進んでいて、現金で買い物する人は少なくなりました。となると外国人が今のロシアに滞在するのはかなり大変です。
そして2022年4月以降、現地ではロシア国内で発行されたカードしか利用できなくなりました。私達外国人が持っているVISA,Masterなどのカードは使えません。

クレジットカードが無くて困ること
ATMキャッシング
ネット予約(飛行機、ホテル、劇場や各種施設など)
カフェ、レストラン、お店の支払い
列車、バス、タクシーアプリなど交通機関
カードが使えない、ということは現地のATMで現金ルーブルを引き出すことができません。滞在に必要な現金を持っていって現地で両替するしか方法はありません。


ロシア滞在中の支払いだけでなく、ネット予約ができないので渡航の予定を立てるのも大変です。普段は当たり前のインターネット決済の便利さを痛感します。
まずカードが無いとネットでロシアの航空会社でチケットを購入できません。特にロシア国内線のチケットはムリです。

カードが無いと現地のホテルも事前予約できない。

カードが無いと楽しみにしていた劇場の予約もできない。当日に空席があれば直接窓口で現金支払いで買えますが。

もう1つ面倒なのは高額紙幣。
1000ルーブル(≒1600円)は大丈夫ですが、5000ルーブル(≒8000円)みたいな高額紙幣をローカル市場やバスやタクシーで出すと「お釣りが無い」と言われるでしょう。大きなスーパーやホテル、レストランはOKですが、他ではなかなか受け取ってもらえません。なので外貨をルーブルに両替する時になるべく少額紙幣を含めてもらうよう伝えましょう。

また日曜日で銀行が閉まっていたり、近くに両替所が見つからないケースもあります。そして現金ルーブルが不足した時点で全く何もできなくなります。インターネット普及前の1990年代まではどこも全て現金払いでしたが、スマホ決済に慣れた人は現金だけで海外渡航・滞在するのはかなり厳しいでしょう。
現地での両替については こちら をご覧ください。
★★「行ったら何とかなるだろう」と軽いノリでロシアへ行って現地で助けを求める事例が出ているので、今ロシア行きを考えている方は慎重にご検討ください★★