ロシア極東の街、ハバロフスク
港町ウラジオストクも最近ようやく知名度が上がってきましたが、"ハバロフスク" なんて名前も知らない人のほうが多い、まだ全く無名の街。世界遺産も無く、観光名所と言えるほどのものもありません。でも、

すっかり近代化してしまった
首都モスクワ
観光客が埋めつくす
旧都サンクトペテルブルク
朝鮮や中国と接する
ウラジオストクよりも
ロシアらしさが今も多く残る街
それが ハバロフスク !!


ハバロフスクの特徴
知名度の低い街なので、ウラジオストクやモスクワと比較しながら説明します。
■ 場所はどこ?
ウラジオストクから北に600キロほど、日本との直行便は成田便だけですが、飛行時間はウラジオストクとそれほど変わらず2時間半くらいです。街は全長4,800キロのアムール川に面していて、対岸は中国です。


■ やっぱり寒い?
冬は日本海に面したウラジオストクより少し冷えます。アムール川は完全に凍結してしまいます。でも晴天率の高いハバロフスクは雪が少なくとても乾燥します。
夏は日中30℃を越えるほどなので北海道と同じくらいと思ってください。

■ 観光名所が・・・
誰もが知っているような名所は、ありません。
ハバロフスクと言えばゆったりと流れるアムール川。そして川を見下ろす高台に建つ2つの教会。ごく普通のロシアの街、でもそれがハバロフスクです。

■ 穏やかな街並み
クルマの運転も、街を歩く人たちもみんな穏やか。
近代的な建築物は少なく重厚な石造りビルやアパートばかり。ウラジオストクでも一部で古いロシアらしい建築物を見ることが出来ますが、ハバロフスクに行けばそんな建物を探す必要がありません。通りのすべての建築物にロシア・ヨーロッパを感じることができます。ヨーロッパな街を静かに歩きたい方、2時間半でハバロフスクへどうぞ。

■ 日本人ゆかりの建築物
今から100年ほど前、ハバロフスクには貿易商や商店、医師などの日本人がたくさん住んでいました。
メインストリート「ムラビョフ・アムールスキー通り」に残る古い建物には、そのころの日本人に関連するものが多くあります。

■ その他
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レストラン、カフェ、ホテル、バス、すべてがウラジオストクより安く滞在費がかかりません
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街を歩く女性のファッションセンスが素晴らしい。ロシアNo1かも(個人的見解)
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知名度が低くて観光客、中国人、朝鮮人、ほとんど見かけません。街歩きも快適です!
