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現地でSIM購入が困難に

  • coolsiberia
  • 3月18日
  • 読了時間: 3分

まず最初に言っておきます

 いまロシアで観光客がSIMカードが買うのは無理!! 


これまではロシア到着後に現地のSIMを購入してスマホでネットや通話をしていましたが、2025年1月から制度が変わりスマホ用のSIMを購入するには、

 事前に生体認証の登録が必要 

になりました。

これがかなり大変なんです。

最大手MTCのSIMカード
最大手MTCのSIMカード
 

では、その手順を説明します。


1.SNILS (個人保険番号) の取得

  • 認可された事務所でパスポートをロシア語に翻訳してもらう

  • 保険番号を発行する役所に翻訳書類を持っていって申請する

  • 通常5日程度で個人保険番号が発行される


2.政府サービスのアカウントを作成

  • 地域の行政サービス機関に行って個人アカウントを作成

  • 1の書類や保険番号、メールアドレス、滞在登録証明が必要


3. 銀行で生体認証を登録

  • 1、2で取得した情報とパスポートを持って最寄りの銀行に行く

  • 写真と指紋を収集され生体認証を登録する


これでようやく生体認証が登録されSIMショップで手続きできますが、ここまでで数日かかります。まあ 普通の旅行者では無理でしょう。

そもそも現地でいろんな役所探して行って手続きするなんて一般旅行者には出来ません!!

申請手続きの説明書(翻訳版)
申請手続きの説明書(翻訳版)
 

 <対策> 

渡航前にAmazonなどでロシアSIM/eSIMを購入しましょう。

但し、日本で購入できるこれらのSIMはロシアの通信会社ものではなく、香港などのSIMを現地ではローミングで使用します。そのため何かと制限はあります。

  • スマホの設定をローミングにして使用します

  • インターネットなどデータ通信は全く問題ありません


<問題点>

  • 付加される電話番号は+7でなく+852など接続元の国の番号になります

  • ロシア国内で発信すると+852からの番号なので国際電話と思われます

  • 現地でも特殊詐欺などの犯罪が増えているので電話にでてもらえません

  • 相手から発信は国際通話になるので迷惑をかけることも


それでもネット・電話が使えないよりはマシなので

 渡航前にロシアで使用できるSIM/eSIMを用意しておくことを強く勧めます 


 

<現地で困ったとき>

SIMを用意せずに入国してSIMが買えず困った場合、eSIMに対応したスマホを持っていれば、入国後でも何とかなります(但し手続きにWiFi接続は必要です)。

  1. 宿のWiFiなどでAmazonからロシア向けeSIMを購入する

  2. または家族などに頼んでロシア向けeSIMを購入してもらい、そのeSIM情報をメールで送ってもらう

  3. 購入したeSIM情報をスマホに登録する

  4. 登録したeSIMを有効(アクティベーション)にする。この操作はネット接続が必要です。

※eSIMはSIMカードは不要。スマホへのSIM情報の登録だけで利用できます

※急ぎの場合、多くのeSIM販売元はすぐに手続き&助言をしてくれます。


 

<現地WiFi>

SIMがダメならWiFi。多くの場合、空港やカフェのフリーWiFiは現地の携帯番号を入力してショートメッセージでログイン情報を取得します。なのでSIM接続していないとWiFiも使えません。ログインID/パスワードが決まっている(教えてくれる)WiFiを探しましょう。


 

当面はロシア短期滞在中にSIMを入手するのは困難です、ご注意!!

でもロシアの(+7)の電話番号じゃないと現地でできないことがあったりして、

さあ困った・・・

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