2025年1月更新
新型コロナのパンデミックでウラジオストクやハバロフスクへの直行便が途絶えてから現在も直行便は飛んでいません。現状では他国を経由して行くことになります。
今回は距離的に近い中国を経由して極東シベリアに行く方法を考えます。

”朗報!!”
先日ニュースにもなりましたが、ようやく日本人も中国ビザ免除となりました。これで中国を経由する渡航の手間が省けますね(これまで何かと面倒でした・・)

Trip.comサイトからチケット購入する
■現在の中国から極東シベリア経路

2025年1月現在、主な経路とその航空会社は次のようになっています。
ウラジオストク | ハバロフスク | イルクーツク | |
北京大興 (PKX) | S7 アエロフロート | アエロフロート | S7 |
北京首都 (PEK) | 海南航空 | 海南航空 | |
上海 (PVG) | S7 アエロフロート | S7 | |
大連 (DLC) | 海南航空 |
また現在ロシア便に乗り継ぐ場合は次のように1度中国に入国することになります。
中国の空港に到着後、入国審査を受けて一度中国に入国する
入国後、預け入れ荷物がある場合はここで受け取る
乗継便のチェックイン開始時間までホテルやロビーで待機する
チェックインカウンターに並んで乗継便の搭乗手続きを行う
出国手続きを行って搭乗する
■バゲージスルーが可能な海南航空を利用する
ここで中国に入国せずに乗り継ぎたい場合は海南航空をご利用ください。
海南航空は日本から北京の路線があり、乗り継ぎ時間が24時間以内であれば北京で入国せずにそのまま乗り継げて、預け入れ荷物もそのまま目的地まで運んでもらえます(バゲージスルー)

<海南航空 日本ー北京便>
関空ー北京首都国際空港
行き 14:00-16:40
帰り 8:00-12:00
成田ー北京首都国際空港
行き 13:55-17:25
帰り 07:25-11:55
羽田ー北京首都国際空港
行き 02:30-05:50
帰り 20:25-01:00
<海南航空 北京ーロシア便>
北京首都国際空港ーウラジオストク
行き 06:35-10:55 火、金、日
帰り 12:00-12:50 火、金、日
北京首都国際空港ーイルクーツク
行き 18:15-21:05 水、土
帰り 23:05-02:05 水、土
ただ、乗り継ぎ時間があまり良くないのが残念ですが・・・
<特徴>
日本からウラジオ・イルクーツク便をWEBサイトから直接購入できる
LCCではないので荷物の料金は無料
キャンセル時の手数料が安く済む。
往復で購入すれば、キャンセル時の手数料は1回分ですが、
チケットを分けて買うと、それぞれでキャンセル手数料が発生します
24時間以内の乗継は荷物を最終地まで運ぶことにはなっていますが、
日本でチェックイン時に確認してください。
チケット購入は海南国空の「複数目的地」のページで行います。

KIX:関空、NRT:成田、HND:羽田、PEK:北京、VVO:ウラジオ
例:関空ーウラジオストク往復の場合
・Flight-1 KIX - PEK 2024/12/7
・Flight-2 PEK - VVO 2024/12/8
・Flight-3 VVO - PEK 2024/12/15
・Flight-4 PEK - KIX 2024/12/15

★2024/10/10時点でこの日程の往復で 58,40円 でした。
■オンライン Trip.com サイトからチケット購入する
ご存知のようにロシア系航空会社のWEBサイトでは日本のクレジットカードが使えないので支払いできません。となると中国系の航空会社かオンラインの旅行サイトに限定されます。オンライン旅行サイトでロシア便を購入できるのは trip.com だけのようです。そのtrip.comも少し前までロシア便はかなり高額でしたが、最近は普段の料金に戻っています。

・trip.comは日本のクレジットカードで決済できます。
・アエロフロートやS7航空も購入できます
・中継地は北京以外も含めて多く検索できます
・乗継時に中国に入国して次の便のチェックインが必要です。
コロナな時期を越えて、ようやく個人でロシアに渡航できそうな状況になりつつあります。
とはいえ、ロシア国内ではクレジットカードが使えない不便さは残ります。
現地ホテル予約やチケットの手配、両替や空港送迎など現地サポートが必要でしたらお問い合わせください。