新型コロナのパンデミックでウラジオストクやハバロフスクへの直行便が途絶えてから現在も直行便は飛んでいません。現状では他国を経由して行くことになります。
今回は距離的に近い中国を経由して極東シベリアに行く方法を考えます。
■現在の中国から極東シベリア経路
2024/10現在主な経路とその航空会社は次のようになっています。
●上海(PVG)ーウラジオ(VVO)
アエロフロート、S7
●北京大興国際空港(PKX)ーウラジオ(VVO)
中国聯合航空。アエロフロート、S7
●北京首都国際空港(PEK) ーウラジオ(VVO)
海南航空
●北京大興国際空港(PKX)ーイルクーツク(IKT)
S7
●北京首都国際空港(PEK) ーイルクーツク(IKT)
海南航空
■航空会社のWEBサイトからチケット購入する
ロシア航空会社のチケットを直接購入するにはロシアのカードしか使えないので、普通の日本人は購入できません。そうなると航空会社のWEBサイトで購入できるのは、ほぼ海南航空に限定されます。また日本各地から多くの航空会社が北京に飛んでいますが、海南航空は東京・関西から北京便もあるので、ここでは海南航空をオススメします。
<海南航空 日本ー北京便>
関空ー北京首都国際空港
行き 21:00-23:55
帰り 15:05-19:00
成田ー北京首都国際空港
行き 13:55-17:25
帰り 07:25-11:55
羽田ー北京首都国際空港
行き 02:30-05:50
帰り 20:30-01:00
<海南航空 北京ーロシア便>
北京首都国際空港ーイルクーツク(冬季運休予定)
行き 17:55-21:05 水、土
帰り 23:05-02:05 水、土
北京首都国際空港ーウラジオストク
行き 06:35-10:55 火、金、日
帰り 12:00-12:50 火、金、日
<特徴>
日本からウラジオ・イルクーツク便をWEBサイトから直接購入できる
LCCではないので荷物の料金は無料
キャンセル時の手数料が安く済む。
往復で購入すれば、キャンセル時の手数料は1回分ですが、
チケットを分けて買うと、それぞれでキャンセル手数料が発生します
北京空港で中国に入国ぜず乗り継げる→中国入国ビザを気にしなくて良い
バゲージスルー(預けた荷物はそのまま次の便へ)が可能な乗り継ぎもある。
24時間以内の乗継は荷物を最終地まで運ぶことにはなっていますが、
日本でチェックイン時に確認してください。
チケット購入はこちらの海南航空サイトの複数目的地のページで行います。
KIX:関空、NRT:成田、HND:羽田、PEK:北京、VVO:ウラジオ
例:関空ーウラジオストク往復の場合
・Flight-1 KIX - PEK 2024/12/7
・Flight-2 PEK - VVO 2024/12/8
・Flight-3 VVO - PEK 2024/12/15
・Flight-4 PEK - KIX 2024/12/15
★2024/10/10時点でこの日程の往復で 58,40円 でした。
■オンライン旅行サイトからチケット購入する
現在、オンラインの旅行サイトでロシア便を購入できるのは trip.com だけのようです。trip.comもロシア便は少し前まではかなり高額でしたが、現在は普段の料金に戻っています。
・trip.comは日本のクレジットカードで決済できます。
・アエロフロートやS7も購入できます
・中継地は北京以外も含めて多く検索できます
・乗継時に中国に入国して次の便のチェックインが必要です。
コロナな時期を越えて、ようやく個人でロシアに渡航できそうな状況になりつつあります。
とはいえ、ロシア国内ではクレジットカードが使えない不便さは残ります。
現地ホテル予約やチケットの手配、両替や空港送迎など現地サポートが必要でしたらお問い合わせください。