小学校の給食レポート
- coolsiberia
- 7 日前
- 読了時間: 3分
前回、ウラジオストク第33学校を見学 しましたが、その時に食堂も見学させてもらいました。今回はその学校給食の食堂をご紹介します!

ロシア語で「食堂」はスタローバヤ(столовая)と言います。なので学校の食堂はスタローバヤですが、

街なかにある地元の人が利用する食堂もスタローバヤです(これは街なかの食堂)

そしてこの学校の食堂には日本の学校の体育館のように前方に舞台があって講堂を兼ねています。催しや式典はここで行うそうです。

こちらが食事を受け取る窓口です。この日はストゥコヴァ先生に案内してもらいました。

こちらは厨房の中です。ここですべて調理しているそうです。

今日のメニューは何かなぁ??

そんな感じで食堂スタッフと話をしていましたが、この時はまだ午前10時くらい、昼食の時間ではなかったので、今あるものを食べてみませんか、ということで・・・

これをいただきました!!

これは「ザペカンカ(запеканка)」というロシアの定番料理で、じゃがいもとお肉など残り物?食材をオーブンで焼き上げる料理ですが、他にも色々な種類があってスイーツのザペカンカもあるとのこと。このお皿はライスと干ブドウのザペカンカの上に練乳のような甘〜いソースがかかってます。これが意外に美味しくて、、かなりカロリー高そうですがこのまま日本で売っても人気が出そう!
ロシアの小学校では朝の授業の休み時間に「2番めの朝食」として軽い食事を用意しています。この日も1時間目の授業のあとの休み時間にザペカンカや果物を食べていました。

こんな間食を食べられる小学生が羨ましい〜〜
2時間目の授業が終わったあと、上級生は他の料理が用意できていないか聞いていますが、

まだのようで・・・残念そうに退散。

その日のメニューが並べられています

好きなものを選んで食べます。
さすが男の子。ちょっと欲張ってみました。もちろんドリンクは国民飲料「モルス」(こちらの記事もご覧ください)

モルスはこんな感じで街なかの食堂でみんな飲んでます(写真は街の食堂です)

こんなふうに小学生が食堂で好きなものを選んでワイワイ食べるのって楽しそうですね〜

そして食堂の出口にこんな箱が置かれています

料理が美味しかったかどうか、みんなが意見するそうです。面白いですねぇ。日本でも給食の採点をしていると聞いたことはありますが。
今回は給食の料理を食べる時間はありませんでしたが、街なかの食堂と同じできっと日本人の口に合う美味しい料理だと思いますよ、たぶん。
<学校給食の感想>
お腹が空いたら短い休み時間に食堂に来てちょっと何か食べたり、お昼休みは好きなテーブルで自分の食べたいものを食べたり、小学校でも自由なところがこの先の自主性につながるのかもしれません。
私達の学校給食は、教室の自分の席で前を向いたまま、全員が同じものを決まった時間内に食べさせられたので、子供の頃に給食で出されたものを「全部食べなさい!」と先生に言われて辛かった人も多いと思います。そんなところにも基本的な方針の違いを感じました。
以上、ウラジオの小学校給食レポートでした。



