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ハバロフ Now

​街歩きコース① ハバロフスクのメインストリート

メインストリートに並ぶカフェやショップを見ながらレーニン広場まで歩きましょう。

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ウスベンスキー大聖堂からムラヴィヨフ・アムールスキー通りをレーニン広場まで歩くコースです。
ハバロフスクのメインストリート、ムラヴィヨフ・アムールスキー通りはカフェやレストラン、ショップが並ぶ一番賑やかな通りです。そしてそのお店の多くは戦前に居留していた日本人にゆかりのある建物だったりします。買い物や食事をしながら、日本とロシア、ハバロフスクの歴史に近づいてみましょう。

  • 所要時間  1時間~2時間

  • お薦めタイム お店の開いている時間帯

  • 坂道    ほとんど平坦路です

  • トイレ   カフェや食堂があるので大丈夫でしょう

  • 飲食    カフェ・レストラン多数

ハバロフスク 街歩きルート1マップ

街歩きポイントマップ

A.アムール川に近いウスベンスキー大聖堂の裏側にある交差点がメインストリートの出発点です。レーニン広場に向かって左側を歩くことにします。この建物は極東学術図書館です。

B.通りを挟んで向かい側の建物です。こんな感じで装飾や窓の形が違う建物がこれから続きます。

C.左側の隣の建物です。これは地元でも人気のビアレストラン「パニ・ファザニ」です。

D.道路の向かい側にも同じような建物が。1901年建築の公開議事堂跡、となっています。

E.「パニ・ファザニ」の隣の建物。ここには長崎県出身の富永種吉が開いた「富永洋服店」が入っていました。

F.その隣は明治32年(1899年)建築の「旧ホテルハバロフスク」。当時短期間ですが日本総領事館が入っていたそうです。今は右側の角に24時間スーパーが入っています

G.スーパーを左にちょっ下ると、人気スイーツ店「レ・ヌアシュ」があります。お薦めはエクレア。小さくてかわいらしいお店です。

H.交差点を越えると、白い優雅な建物が人目を引きます。ここには愛知県出身の竹内一次が起こした「大日本帝国極東貿易」が入っていました。

J.今はこの角に地元人気のハンバーガー店「フリェーバミャース」があります。パンも店内で焼く本格派、安くて美味しいので必ず食べましょう!
隣の入口はステーキハウス「ミート・ミート」です。

K.ちょっと先に行くと、歩道脇に自転車が置いてあります。でも、実はちょっと違います。その目で確かめて下さい。

L.ここは「ロータスデパート」。3階建ての小ぢんまりとした少し年配向けファッションを扱うモールです。メインストリートには高い建物が少ない中、ここには珍しくエスカレーターがあります。

M.道路の向かい側には明治42年(1909年)築の「旧ホテル エスプラナード」が。ここは日本軍のシベリア出兵時に熊本県出身の藤本正記が旅館として使用していました。

N.次の交差点に来ました。この建物1F角に調剤薬局が入っています。ここを左に下るとホテル「ヴェルバ」があります。

P.向かい側の角の重厚な建物はロシア鉄道本部ビルです。

Q.ここはちょっと高級感のある「モナ・カフェ」です。

R.街中ではこんな感じの芸術関連の催し物ポスターをよく貼っています。ロシアには地方都市でもいろいろな劇場があって市民と芸術の距離が近いように思えます。

S.次の交差点の右向かい側の建物。これは「旧ホテル プラチナ」でシベリア出兵時は日本軍指定ホテルとして使用されたそうです。今は若者向けショップが入っていて、坂を下ったB1は人気カフェレストラン「ムスカトニ・キト」があります。

T.このまま通りを先に進みます。

U.すると、店員さんがコスプレコスチュームで有名なピザレストラン「ブドロヴァ」があります。

V.このお店は歩道のテラスも素敵なので、気候の良い日は是非テラスへどうぞ。

W.その先には民芸品のお店「タイヌィー・レメスラー」が。地元民芸品が売っています。

X.向かい側にはバス停と化粧品・高級ファッション店などが入る建物があります。

Y.そのまま次の交差点を越えて1区画先に進んで、ここは映画館の先のザバリン通りの交差点を越えたところです。この1Fの色が濃い建物が「中央百貨店」です。但し、ハバロフスクの百貨店は、まあ、雑居ビルだと思って下さい。大正時代は日本人経営の貿易会社「黒龍通商公司」が入居していました。

Z.向かい側に見える建物(右端)は、明治43年(1919年)築の賃貸ビル。ここでハバロフスク初の映画館が開館し、シベリア出兵時は「中央ホテル」という日本軍指定ホテルでした。現在は映画館となっています。

a.その先の交差点です。このビルには小さなスーパーが入っていて、ビル左側には「ハバロフスク地方演劇劇場」と「カフェマ」があります。

b.その交差点で右後ろを振り返って見たところです。丸屋根が特徴のビルは大正2年(1913年)築で当時の所有者の名にちなんで「ヴォルコンビンスキー・ホール」と呼ばれていました。当時はホテル「ロシア」や映画館などが入っていました。現在は賃貸ビルとして商店やファーストフード店が入っています。

c.そのまま次の交差点と区画を越えたシェロノバ通り交差点から右先を見たところです。このシェロノバ通りは路面電車1,2,6が走っていて、ハバロフスク駅に行くには白いクルマの向こう側に乗り場があります。

d.横断歩道を渡ってそのビルの1Fに来ました。ここは落ち着きのカフェ「リパブリック」です。カフェマとは少し趣向が違ってインテリアはシックな感じ。客層も落ち着いた女性が多いです。

e.リパブリックから向かい側を見たビルです。この石造りのとても重厚なビルは日本人抑留者が建てた公務員養成大学(旧ソ連共産党最高大学)です。

f.そのままレーニン広場に向かって歩いた先の交差点から向かい側を撮っています。空港と市内を結ぶトロリーバス(黄色)とその先に歩道橋が見えます。

g.そして、ようやくレーニン広場に到着です。レーニンの銅像があり、もちろん噴水もあります。鳩もたくさんいます。

h.冬は寒々としていますが・・・夏はご覧の通り!お花がキレイに植えられ、夜は市民で賑わいます。
これでメインストリートは終了ですが、まだ時間がある場合は、レーニン像に向かって右側に広がる「ディナモ公園」を散策するも良し、トロリーバス通りのカール・マルクス通りも大学があるので賑やかですよ。

j.この辺りで休憩する場合、食事かスイーツなどゆっくりするなら「リパブリック」。
軽く軽食程度であればこのカール・マルクス通りにあるカフェ「ムスカトニ・キト」。軽食のセットも美味しくお薦めです。

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k.カール・マルクス通りを歩くなら、15分ほどでこのショッピングモール「マガジーニ・ラドスチ」まで行きましょう。ここはハバロフスクでも人気のモールで、衣類や小物など若者向けのショップが多く入っています。疲れたら?トロリーバス1番か路線バス1番に乗って市街地まで戻ればOK。

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